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2017年06月15日

「一条工務店で過労死」遺族が提訴しました【続き】


一条工務店仙台で勤務していた山本優さん(仮名)が亡くなり
労基署は過労死という事で労災を認定しました。

そして、遺族側から一条工務店仙台に対し、
示談を申し出たのですが
一条工務店側はそれを拒否。

その一条工務店の対応に対し
「なぜ?」という事を前回のブログに書きました。

 →詳しくはこちら

一条工務店の夢の家

この件について、日経アーキテクチュアの記事には
これってブラック企業なんじゃないの?
と思うような勤務状況が書かれていました。

山本さんは一条工務店仙台で
気密測定と地盤調査を1人で担当していて、
亡くなる直前、月当たり15〜17件の現場を担当していたそうです。

私自身も、昔は気密測定をしていた事がありますし、
今でも度々、気密測定に立ち会う事があります。

1件気密測定をするのに
準備時間も含めると3〜4時間は掛かります。
しかも、現場までの移動時間もありますし
報告書の作成もしなければならないので
1件につき、たっぷり丸1日掛かります。

地盤調査においては
調査自体は外注していたようですが
報告書は山本さんが作成しなくてはならず、
地盤調査の報告書は十数ページのボリュームになりますし
調査結果以外にも、色々と調べなければならない事柄があるので
かなり手間暇がかかります。

もし、第三者の調査機関に地盤調査を依頼した場合、
報告書が出てくるのは、調査してから1週間後になります。

しかし、一条工務店仙台からは短時間で作成するよう求められ、
かなりの負担を強いられていたそうです。

とても1人でこなせる作業量ではなかった上に
上司から催促のメールが頻繁に送られ、
本人の人格を否定するような表現もあったようです。


日経アーキテクチュアの記事には
一条工務店仙台に対するこんな記載もありました
「聞き取り調査を進めるなかで、現場技術者だけでなく営業担当者に対しても解雇をちらつかせながらプレッシャーをかけていたことが分かった。過重労働は、さまざまな職種に蔓延していたようだ」

実は以前、一条工務店で家を建てた方から
ご相談を受けた事がありました。

それがこちらの動画です。


この動画のVol.1はこちら
 →ハウスメーカー欠陥住宅の実例 Vol.1


この動画をYouTubeにアップした後、
このお宅を担当した一条工務店の営業マンから連絡がありました。

「以前から、Aさんの件で会社からクビを宣告されいました。
 妻子を抱えて、この先どうしたら良いのか?」
との事でした。

その連絡があってから1ヶ月後、
営業マンは退職する事になりました。
本当に気の毒です。

他にも、元一条工務店の社員の人から
色々な事を聞いていたので、
日経アーキテクチュアの記事を読み
「やっぱりそうだったのか」と思った次第です。

posted by ポラリス at 10:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ハウスメーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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