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2015年10月24日

続・日本の住宅の寿命が30年なのはなぜ?



先日のブログで、

なぜ日本の住宅の寿命が30年しかないのか?
その最大の理由は陳腐化だと書きました。

ミサワホームの創業者、三澤千代治さんが言うように、耐久性を向上させれば住宅の寿命が永くなるのかと言えば、そんな簡単な事ではありません。

海外の事情はどうなっているのでしょうか?
主な先進諸国の住宅寿命は、

•イギリス:141年
•アメリカ:103年
•フランス:86年
•ドイツ:79年

となっています。
どの国も日本と同じように木造住宅がメインです。


下の写真は北米の一般的な庶民の住宅地です。
バンクーバー郊外で撮影した写真です。

北米のバンクーバー郊外の街並み

一方、下の写真はどこでも見かけますよね・・・。
日本の一般的な住宅地です。

日本の住宅地の街並み

いかがでしょうか? どちらが魅力的ですか?
・・・一目瞭然です。直感的に分かりますね。


ともかく、日本と違って北米では街並みが重要視されているのです。

流行に左右されない伝統的なデザイン様式で統一されていて、
街並みが陳腐化する事がなく、いつまでも魅力が失われません。

ですから、そこに住みたいと思う人が沢山現れ、
家を売りに出せば買った時と同じか、うまくいけば高値で売れる事もあります。

北米の人は自分のライフサイクルの変化に応じて住み替えをします。
皆、次に住み替える際には、できるだけ高値で売りたいので積極的にメンテナンスし、家は綺麗に保たれ、更には街並みの美しさも保たれます。

つまり、北米では家の資産価値を保つシステムができているので、
日本のように、築30年やそこらで建て替えるような事は無く、
103年もの住宅寿命となっているのです。

※イギリスは北米とはまた違った特殊なシステムによって
 住宅の長寿命を実現しています。
 その辺りはいずれ別の機会に・・・。

ちなみに、北米では注文住宅を建てるのはごく一部の富裕層だけで、ほとんどが建売住宅です。

日本の建売住宅はと言えば
下の写真のような状況が一般的ですね。

日本の住宅地(建売住宅)の街並み

不動産業者が販売価格を決めて、
その価格に合うよう土地を分割して、
できるだけ安く家を建てるだけ・・・。

正直、私はあまりこんな所に住みたくはありません。
日本の不動産業者は、購入者の資産価値なんて全く考慮していないのです。


では、これから日本で住宅を取得しなければならない我々はどうしたら良いのでしょう。

残念ながら個人の力ではどうする事もできません。

ただ、少なくとも
注文住宅を建てるのであれば、「まことちゃんハウス」のような家だけは建てないでください。

「まことちゃんハウス」とは何か?
それは次回お話しいたします。


posted by ポラリス at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | お勧め情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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