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2015年10月04日

日本の住宅の寿命が30年なのはなぜ?


今から8年前に読んだ日経BPの記事ですが、
つい最近、チョッとした事から再び目にする機会がありました。

それがこちら
三澤千代治、200年住宅への新たな挑戦


三澤千代治さんはミサワホームの創業者。
記事では三澤千代治さんが
すでにハウスメーカーが時代遅れになって社会に不要だと言っています。

ひじょうに頷けます。

日本の住宅の寿命が30年しかない原因の事や
原価は安いのに販売経費や広告宣伝費が掛かり過ぎている事など

・・・でもそれは三澤千代治さんが作った仕組みなんですけどね。


2003年、ミサワホームが経営不振に陥り、
三澤千代治氏は経営責任を問われ、辞めさせられました。

その後、HABITAを立ち上げ、
3年後には上場するとしていたのですが、
既に8年経ったものの未だに上場していません。

200年の耐久性、地産地消などなど
私も大賛成ですが
あまり思っていたような成果を上げられていないようです。

それはなぜか?

下の写真は築7年のHABITAです。

HABITAの家

どう思われます?

築7年にしては古びたように感じるのですが・・・。

ちなみに下の写真は
このHABITAの家の向かい側の家で、同じく築7年の家です。

ポラリスの家

実はこのお宅、弊社が手掛けた家です。

なぜ日本の住宅の寿命が30年しかないのか?
その最大の理由は陳腐化です。

築30年の家を想像してみてください。

外観デザインは・・・?

薄汚れているでしょうし、
今見るととても魅力的とは言えないでしょうね。

間取りは・・・?

今では最も一般的な対面キッチンですが、30年前は少数派でした。
あちこちに段差があって、バリアフリーにはなっていません。
今よりも細かく部屋が仕切られ、閉塞感があるでしょう。

温熱環境は・・・?

せいぜい、50ミリ厚のグラスウール程度の断熱で、
下手したら、断熱材が入っていないかも知れません。
窓はペアガラスですらありませんし、
冬は寒く、夏暑いのは間違いないでしょう。

耐震性は・・・?

阪神大震災以降、強化されましたが、
それより前ですから、あまり期待できません。

他にも挙げたらキリがないです。

結局、陳腐化し魅力のなくなった家は
建て替えられてしまう事になってしまいます。

今の日本の住宅状況においては
耐久性の向上が住宅の寿命を長くする訳ではありません。

それよりも、未来を先取りする方がずっと有効です。

もし、建築時点のトレンドよりも10年先取りした家であれば寿命は40年に、
20年先取りする事ができれば寿命は50年になります。

これから家を建てるご計画がある方は、
その辺りもご一考いただいてはいかがでしょうか。


posted by ポラリス at 09:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お勧め情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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